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2024年5月時点で、WindowsOSのうちWindows7の占有率は世界全体では2.87%でした( Desktop Windows Version Market Share Worldwide)。 Windows 7 を搭載したパソコンは2016年10月に販売を終了していますから、買い替えに伴い占有率は減少することは予想できました。 2020年1月のサポート終了で減少は加速しましたが、 その後は横ばい状態を保っていました。「それでも、使い続ける」という人は1割程度残っていたことになります。しかし、2023年1月に入って大きく減少しています。 一方、日本に限定すると、Windows 7 はさらに大きく減少する一方で、Windows 11 は急速に占有率を拡大し4割を超えています(Desktop Windows Version Market Share Japan )。 逆に、中国では、Windows 7 はいまだ2割を超え、Windows 11 を上回っています(Desktop Windows Version Market Share China)。 スマートホンのOSは、2024年6月時点で、世界全体ではAndoridが7割以上を占め、iOSが3割弱です(Mobile Operating System Market Share Worldwide)。フィンランドのノキアは世界最大の携帯電話メーカーでしたが、2007年にアップルがアイフォンを発売し、2008年には Android端末が登場し、スマートホンのOSは、ノキアのSymbian OS・Series 40とiOSとAndroidの三つ巴となりましたが、ノキアが敗退し、アップルを除く携帯各社がAndroidを搭載するようになり、現在の状況に至っています。 日本では、iOSが6割弱で、Andoridが4割です。日本以外でiOSが優位を占めているのは、アメリカやカナダぐらいです。日本では早い段階からiOSが優位占めていて、一時Andoridが拮抗しましたが、すぐに引き離されてしまいました。 諸外国と比較して、日本は、Windows 11 とiOSの占有率が突出して大きいという点で、かなり特殊な国であるといえます。 |