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「詳細情報」をクリックすると、次のように表示されました。 「WINDOWS11システム要件」は次のようになっています。AMD Ryzen5 1600 はこの条件をクリアしています。
BitLockerは無用の長物 ところで、windows11では、TPM2.0が装備されていることが要件になっています。TPM2.0モジュールは、次の写真の赤線で囲まれた部品です(NewHail TPM2.0 モジュール TPMSPI 12Pin モジュール(ギガバイトマザーボード用インフィニオンSLB 9670付き))。最近のマザーボードには標準装備されています。 TPMは、BitLockerを使用するために使います(いまさら聞けない【情シス知識】BitLockerとTPMとは)。 BitLockerとは、HDDやSSDを暗号化するWindowsの機能です(BitLocker(ビットロッカー)とは?設定方法や解除する手順を知っておこう)。 Windowsは、初期設定ではパスワードを入力しないと起動できないようになっています。しかし、HDDやSSDを取り外して外付けすれば、パスワードを知らなくても内容を確認することができます。そこで、PCを無くした場合に備え、HDDやSSDを暗号化しておこうというのが、このBitLockerの目的です。 しかし、BitLockerには、いろいろと問題があります。 まず、転送速度が遅くなります(BitLocker設定での転送速度低下について)。 また、トラブルが発生したとき、回復キーを覚えていないと、お手上げとなってしまいます(知らないと“いざ”というときに詰む「BitLocker回復キー」)。さらに、Windowsが起動しなくなったとき、システムディスクを外付けして、データを救済することが出来なくなります。なお、コンピューターウイルス対策としては、BitLockerは、効果はありません。 そもそも、デスクトップPCの場合は、PCを無くすことはありえないのですから、BitLockerは全くの無用の長物です。 |