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 chkdskでSSDを修復 
2025/2
 「ファイルまたはディレクトリが壊れているため読み取ることができません」と表示が出て、外付けのSSDにアクセスできなくなりました。
 この表示が出るのは、@ハードウェアに問題がある場合と、Aデータが破損している場合があります。
 @の場合、単なる接触不良なら、SSDをつなぎ直せば読み取りが可能となります。SSDの読み取り部分の故障や、不良セクタに原因があれば、素人にはお手上げです。
 Aの場合は、ファイルシステムが破損していることが多いです。ファイルシステムはデータの所在を示す管理方式で(ファイルシステムについて|データ復旧)、ファイルシステムが破損しても、データそのものは残っている可能性があります。

 Windowsには、CHKDSKユーティリティというプログラムがあって、ファイルシステムのエラーを修復することができます。
 CHKDSKユーティリティは、コマンドプロンプトを使って実行しますが、Windows PowerShellを使って処理することもできます。
 Windows PowerShellは、タスクバーの左端のWindowsアイコンを右クリックし、Windows PowerShell(管理者)をクリックし起動します。

 起動したら、「chkdsk g:/f」というコマンドを入力します。「g」の部分は、修復したいSSDのドライブ番号に置き換える必要があります。
 なお、Windows PowerShellの入力はコピーペーストが使えます。 

 CHKDSKユーティリティを実行すれば、ファイルシステムが修復され、SSDにアクセスできるようになります。なお、不良セクタのデータは削除されるので復活することはできなくなります。不良セクタの存在が疑われる場合は、早めにSSDの廃棄を考えた方が良いと思います。