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性能は次のとおりです(Galaxy A21 SC-42A | スマートフォン(4G) | 製品 | NTTドコモ)。
電話機能は充実 デフォルトのアプリに通話録音の機能が付いているスマートフォンには、SamsungのGalaxy、ASUSのZenFone、OPPOのReno などがありますが、ZenFoneやRenoの新しい機種には、この機能は付いていないようです。 Galaxy A21 SC-42A 取扱説明書には、通話録音の項目があります。 実際に試してみると、正常に自動録音ができました。 伝言メモ設定で、「メッセージで自動応答」を「毎回」とし、「応答メッセージを再生するまでの時間」を「0秒」としておくと、スマートフォンが常時、留守番電話となります。保存可能件数はメモリーに空きがある限り無制限で、1件あたりの最大録音可能時間は13時間です。 伝言メモの保存されている「.AnswerMemo」は隠しフォルダーとなっているので、ファイルをPCに取り込むためには、「マイファイル設定」で「隠しシステムファイルを表示」をオンにする必要があります。 以上のように、このスマートフォンの電話機能はとても充実しています。 SIMフリーとSIMロック解除 携帯電話会社を通じてスマートフォンを買う場合は、他の携帯電話会社では使えないようにSIMロックがかけられます。一方、携帯電話会社とは、SIMだけを契約して、スマートフォンは自分で調達することもできます。そのような人のために、どこの携帯電話会社でも使えるようになっているのが、SIMフリーのスマートフォンです。 SIMロックがかけられていると、携帯電話会社の乗換えができないので、2015年からSIMロック解除が義務化されています。 ただし、使っている周波数帯は携帯電話会社ごとに次のように異なっています(周波数帯について | SIMフリースマホ販売の【イオシス】)。 SIMフリーのスマートフォンは、すべての周波数帯をカバーしているものと思いますが、携帯電話会社を通じて販売されているスマートフォンには、その携帯電話会社向けの周波数帯しかカバーしていないものもあるようです。そのような場合は、SIMロック解除しても、他の携帯電話会社ではつながりにくいということも起こりえます。 今回購入したGalaxy A21は、docomo 仕様のものですから、SIMロック解除することなく、楽天モバイル(ドコモ回線)の格安SIMが使えますし、必要な周波数帯はカバーしています。 この格安SIMは、楽天モバイルがドコモ/au回線を借りていたMVNOの時代のもので、独自の回線網を整備しMNOとなった現在では、新規申し込み受付は終了しています。 ローカルのHTMLファイルを開く andoroidのスマートフォンなら、ローカルの(つまり、端末内に保存された)HTMLファイルをWEBブラウザで開くことができます。 開きたいHTMLファイルをタップすると、次のような画面が表示されます。 HTMLビューアで開くと次のようになりました。画像は表示されませんし、リンクはエラーします。 Chromeで開いても同様です。 ChromeのURLは、「content //0@media/external/file/1000000805」となっています。 「E&L W5S」では、HTMLファイルを開くブラウザとしてFirefoxも選べました。 なお、「E&L W5S」は、電池がすぐにぱんぱんに膨れたので廃棄しました。 Firefoxで開くと、画像は表示され、リンクは機能し、スタイルシートも反映されました。なお、ChromeやHTMLビューアでは、いずれもうまく表示されませんでした。 Galaxy A21では、Firefoxをインストールしておいて、ローカルのHTMLファイルをタップしても、選択ブラウザとして、Firefoxは表示されません。 「E&L W5S」はAndroid7.0で、Galaxy A21はAndroid10です。 Galaxy A21で、Firefoxが表示されないのは、Android10だからかもしれませんし、ドコモ仕様だからかもしれません。 「E&L W5S」は、G4が使えず、データ通信ができないポンコツですが、HTMLビューアーとして使うなら、Galaxy A21より優れていました。 無用なアプリが多すぎる Galaxy A21には、やたらと多くのアプリがインストールされています。 不要と思われるものを削除し、削除できないものは無効とすると、次のようになりました。どうしても無効にできないものは残っています。 Android10では、音楽再生用のアプリは、YouTube Musicとなっています。 モバイルPASMOはチャージが便利 おサイフケータイにモバイルPASMOをインストールしました。 Galaxy A21では、モバイルPASMO・モバイルSuicaどちらか1枚のみ発行可能となっています。 Suicaは、不正チャージ(約1年で1000万円――モバイルSuicaの不正利用はなぜ起きた?)、利用履歴の無断販売(Suica利用履歴販売、JR東は「個人情報に当たらない」との見解)、クレジットカード情報漏洩(会員様の個人情報の漏洩に関するお詫びと今後の対応について)などの問題があったので、モバイルPASMOをインストールすることにしました。 モバイルPASMOには、無記名の物もありますが、端末でチャージするためには、会員登録しクレジットカードも登録しなければなりません(モバイルPASMO会員について)。端末でチャージできるのが、モバイルPASMOの魅力ですから、無記名では意味がありません。 会員登録では、氏名、性別、生年月日、電話番号、メールアドレスが要求されます。電話番号はIP電話番号でもOKでした。 クレジットカードは、JCBプリペイドカードも登録できます。 3Dセキュアを設定しておけば、カードでチャージするとき、3Dセキュア認証が行われます。 クレジットカード情報は、簡単に漏洩してしまうので、オンライン決済でクレジットカードを使うのは危険です。プリペイドカードならカード情報が漏洩しても、損害はチャージしてある範囲に限定できます。 モバイルPASMOは機内モードでも使えます。チャージ残額の情報などはサーバーのデータベースに保存されており、改札機では端末のICチップ情報を読み取っているだけです。降車時に改札機にタッチしたとき、データベースのチャージ金額が引き落とされます。 したがって、端末でチャージ残額を確認したり、チャージするときはインターネットに接続する必要があります。 交通系ICカードは、四国を除いて、ほぼ全国の交通機関で相互利用が可能です。ただし、香川の「ことでん」では、2019年3月から利用可能となっています。また、沖縄都市モノレール線でも、2020年3月から利用できるようになりました。 |